2024.7.19公開
暮らし
今さら聞けない!?NISAの概要と証券会社の選び方!
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口座数は、日本で1,400万口座を超える口座が開設され、すでに多くの方が活用している制度「NISA」。NISA口座をもっていて、「すでに投資しているけど、このままでいいのかな?」と考えている方や、「実は新制度(新NISA)のことよく知らない」「よく分からないので口座を作っていない」という方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、NISAの概要と証券会社の選び方、おすすめの証券会社を紹介していきますので、資産形成の参考にしてみてください。
ご紹介のサービスについてのお問い合わせは、公式サイトにお願いいたします。
NISAとは?
NISAとは、少額からの投資を行う方のために2014年1月にスタートした「少額投資非課税制度」です。株式や投資信託などの金融商品を特定の条件下において、運用益(売却益・配当/分配金)が非課税で取引できる仕組みです。
通常の株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。この部分が非課税になるので、個人の資産形成を考える上では、知っておきたい制度といえます。
NISAの新制度(新NISA)とは?
2024年1月から新制度が開始しています。金額上限の拡大と、時限的な制度ではなく恒久化されているため、長期的な視点で資産形成できるようになっています。そのため、注目度が高く話題にもなっています。
旧制度との違いは以下の通りです。
非課税保有期間は、旧制度ではつみたてNISAで20年間、一般NISAで5年間でしたが、新制度は無期限となっています。
旧制度は、時限的な制度でしたが、2024年からのNISAは恒久的な制度になったため、より長期的な視点で資産形成に取り組めるようになっています。
つみたてNISAがつみたて投資枠に、一般NISAが成長投資枠に引き継がれ、併用が可能になりました。
つみたて投資枠がつみたてNISAの3倍の年間120万円、成長投資枠が一般NISAの2倍の年間240万円に拡大され、併用により合計で年間360万円まで拡大しています。
生涯を通じての非課税保有限度額が新たに設けられ、1,800万円が上限となりました。
※上限は1,800万円ですが、成長投資枠はそのうち1,200万円が上限。また、2023年までのNISAでの保有額は、2024年からのNISAの非課税保有限度額(総枠)の1,800万円の外枠で管理されます。
NISA新制度まとめ
2024年1月からの制度をまとめると以下のようになっています。
つみたて投資枠 (成長投資枠と併用可) | 成長投資枠 (つみたて投資枠と併用可) |
|
---|---|---|
非課税保有期間 | 無制限 | 無制限 |
制度 | 恒久化 | 恒久化 |
年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
非課税保有限度額 (総枠) | つみたて投資枠と成長投資枠 合わせて1,800万円が上限 | つみたて投資枠と成長投資枠 合わせて1,800万円が上限 ※その内、成長投資枠の上限は1,200万円 |
投資対象商品 | 長期の積み立て・分散投資に適した 一定の投資信託 (金融庁の基準を満たした投資信託に限定) | 上場株式・投資信託等※1 |
対象年齢 | 18歳以上 | 18歳以上 |
※1①整理・監理銘柄、②信託期間20年未満、毎月分配型の投資信託およびデリバティブ取引を用いた一定の投資信託等を除外
(注) 2023年末までに、つみたてNISAおよび一般NISAの口座において投資した商品は、2024年1月以降はNISAの外枠で管理され、2023年までのNISA制度における非課税措置が適用されます
※金融庁「NISAを知る」ページ参照
NISAのはじめ方
NISAを利用するには、銀行や証券会社などにNISA口座を開設する必要があります。日本国内に住んでいる18歳以上の方ならどなたでも開設できます。NISA口座開設が完了すれば、最短で申込当日に取引を開始できます。
注意点
開設可能なNISA口座は、1人1口座まで、変更する場合でも年単位になります。銀行や証券会社は、しっかり選定しましょう。
どこでNISA口座を開設すべきか?
銀行や証券会社でNISA口座を開設できますが、一体どこで口座開設をするのが良いのでしょうか?NISA口座を開設するにあたって銀行や証券会社を選ぶポイントを紹介していきます。
一般的には、取り扱う投資商品が豊富さや、手数料、サービスを比較し選ぶことをおすすめします。
しかし、投資経験が少ない方にとっては、手数料は分かるけど、投資商品の豊富さと言われても、「多ければ良いの?」「サービス比較って難しい」と感じてしまうでしょう。そんな方は「どれだけ自分のライフスタイルに合っているか」で選択するのはいかがでしょうか?
特にネット証券会社各社では、投資商品が多いことと基本的な手数料が低いことを前提としながら、クレカ積み立てで、各種ポイントが貯められるケースもあります。
おすすめ証券会社4選!
ネット証券各社の中でも、各種ポイントも貯められる、おすすめの証券会社を厳選して紹介していきます。各社の商品ラインナップ数と手数料と貯められるポイントをまとめましたので、普段利用しているサービスやクレジットカードも意識して、NISA口座開設を検討してみてください。
出典:公式サイト
対象の投資信託なら保有残高に応じて毎月楽天ポイントが貯まります。楽天カードでの積み立ては、最大1%の楽天ポイントが貯まるので、楽天ユーザーの方でNISA口座未開設の方は、是非チェックしてみてください。
取扱数 | 積立金額 | クレカ積立 | ポイント付与率 |
---|---|---|---|
227 | 100円~ | 楽天カードで可 | 0.5%~1% (楽天ポイント) |
手数料 | 国内株式 | 投資信託 | 海外株 | IPO |
---|---|---|---|---|
無料 | 〇 | 〇(1,200銘柄以上) | 〇(6か国) | 〇 |
※ 2024年7月記事執筆時点 内容は変更の可能性がございます。詳細は公式サイトからご確認ください。
出典:公式サイト
投資信託の保有残高に応じて毎月Vポイントが貯まります。三井住友カードでクレカ積立が可能で、積立額に応じてVポイントが貯まります。三井住友カードユーザーにおすすめです。ネット証券最大手の証券会社でもあるので、安心感があります。
取扱数 | 積立金額 | クレカ積立 | ポイント付与率 |
---|---|---|---|
230 | 100円~ | 三井住友カードで可 | 0.5%~5% (Vポイント) |
手数料 | 国内株式 | 投資信託 | 海外株 | IPO |
---|---|---|---|---|
無料 | 〇 | 〇(1,200銘柄以上) | 〇(9か国) | 〇 |
※ 2024年7月記事執筆時点 内容は変更の可能性がございます。詳細は公式サイトからご確認ください。
出典:公式サイト
dカード積立・投信保有でdポイント還元などドコモ連携を強化中。dカード積立の還元率は最大1.1%となっているので、ドコモユーザー、dカードユーザーにはおすすめの証券会社です。dカード以外にもマネックスが発行しているマネックスカードでも、積み立てが可能です。また、各種ツールも優秀なので、投資初心者から、玄人まで広く利用しやすい証券会社といえます。キャンペーンも頻繁に実施しているので最新の情報を公式サイトでチェックしてみてください。
取扱数 | 積立金額 | クレカ積立 | ポイント付与率 |
---|---|---|---|
228 | 100円~ | マネックスカード、dカードで可 対象カードがございます。 公式サイトでご確認ください | 0.2~1.1%(マネックスポイント、dポイント) |
手数料 | 国内株式 | 投資信託 | 海外株 | IPO |
---|---|---|---|---|
無料 | 〇 | 〇(1,100銘柄以上) | 〇(2か国) | 〇 |
※ 2024年7月記事執筆時点 内容は変更の可能性がございます。詳細は公式サイトからご確認ください。
出典:公式サイト
au PAYカードでクレカ積立が可能です。Pontaポイントがたまるので、auユーザー、au PAYカード利用ユーザーにおすすめの証券会社です。
クレカ積立で1%分のPontaポイントがもらえる(年間最大12,000Pontaポイント)さらに、投資信託を持っているだけでもPontaポイントがためられます。また、「プチ株🄬」なら1株から取引可能で、たまったPontaポイントを投資信託、プチ株🄬の購入にもつかえます。
取扱数 | 積立金額 | クレカ積立 | ポイント付与率 |
---|---|---|---|
225 | 100円~ | au PAYカードで可 | 1% (Pontaポイント) |
※クレカ積み立ては、au PAYカード(年会費無料)決済で、投資額に関わらず10万円まで一律1%還元適用
手数料 | 国内株式 | 投資信託 | 海外株 | IPO |
---|---|---|---|---|
無料 | 〇 | 〇(1,000銘柄以上) | 〇(1か国) | 〇 |
※ 2024年7月記事執筆時点 内容は変更の可能性がございます。詳細は公式サイトからご確認ください。
- 記事内の情報は執筆時の調査(2024年7月)に基づくものです。
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